現在位置:ホーム > 暮らしのサポート > 彩life > 特集 > ポカポカ陽気に 春の社会科見学
寒さも和らぎ、春らしい陽気になってきました。暖かい気候になると、ちょっと遠くへ"おでかけ"したくなるもの。そこで今回は、茨城県五霞町に「工場見学」へ出かけました。この春は大人も夢中になれる"社会科見学"に出かけてみてはいかがでしょうか。
最近巷で話題の「工場見学」。"工場"のイメージから男性に人気のスポットのように感じますが、実は最近、工場見学に出かける女性が増えているそうなんです!普段目にする製品がどのように作られているのか見られる楽しみに加え、試食やお土産という嬉しい特典が人気の理由のよう。一足のばせば誰もが知っている有名製品の製造工場が多くあり、おでかけには格好のスポットとなっています。
それぞれの製品に込められた企業の信念や、製造の工夫などに触れることで、製品に対するイメージもきっと変わるはず。そこで今回は、子供の頃とは一味違う"大人も夢中になれる社会科見学"へ、茨城県五霞町にある「キユーピー」と「ヤクルト」の工場見学に出かけました。見学の後に立ち寄って、さらに楽しめる五霞町情報もありますよ♪
今では万能調味料であるマヨネーズ。そのマヨネーズを国内で最初に製造・販売したのが「キユーピー」です。身近な食品であるマヨネーズがどのように作られているかをレポートします!
マヨネーズに欠かせない卵を割るための機械だそうです。なんと1分間で600個ものスピードで卵が割られるそう!そのなかで検査員さんが卵にカラが入っていないかをチェックしています。
機械の一部を使って卵が割れる仕組みを説明してくれます
ここではからのボトルにマヨネーズが詰められていくところを見学しました。密閉状態であったボトルの口をカットする際には、下向きにしていくことでわずかな切りくずも中に入らないようにしているそうです。オートメーション化していることにより、人の手に触れることなく充填されていきます。
ボトルにマヨネーズが詰められた後、おなじみの赤いキャップがしめられます。その際、ボトルの口に窒素を噴きかけることで酸化の原因となる酸素を追い出すのだそうです。キャップに消費期限が印字された後、1本ずつ外袋に包まれ完成したマヨネーズは、段ボールにつめられ全国へ出荷されます。
マヨネーズと同じく広く親しまれているキユーピーのドレッシング。こちらの製造ラインも見学ルートです。容器キャップの工夫やドレッシングの正しい振り方などをレクチャーして頂きました。
見学の最後にはカット野菜のサラダバーが用意されています。さっきまで製造過程を見学していたさまざまな種類のマヨネーズやドレッシングが用意されていて、ついつい色々な種類を試したくなってしまいます。野菜嫌いなお子様にも人気で「いつもこんなに野菜を食べないのに!」とびっくりするお母さんもいらっしゃるそうです。
撮影協力:キユーピー株式会社五霞工場
続いて「ヤクルト本社 茨城工場」の工場見学。まず驚いたのは、世界各国で放送されているヤクルトのCMがモニターで見られること。小さな頃から身近な存在の「ヤクルト」が世界で親しまれている様子がわかりました。普段は聞けない、見られないものがたくさん見学できました!
PR棟に入ると正面にモニターと国名が書かれたボタンがありました。ボタンを押すと、その国々で放送されているCMがモニターに映し出されます。ヤクルトが世界各地で親しまれている様子がCMから感じられました。
作業員の方が着るユニフォームは衛生的な状態を保つためにさまざまな工夫があるそうです。たとえば、帽子は脱いだ時にも髪の毛が外に落ちないよう、内側にくっつく仕組みになっているそうです。また、ごく少量のポリスチレンから一本のヤクルト容器がつくられることなど、なかなか聞けないことをお聞きして驚きの連続でした。
脱脂粉乳などを原料に作られた原料液はこちらのタンクで保管されます。このタンクは高さ7mもある大きなものでした。
そして、こちらの工場で製造している「BF-1」が並ぶ製造ラインを見学しました。通路にあるモニターの映像と合わせて見学することで、「BF-1」が作られていく過程がより理解できました。普段、目にすることがないほどの数量がコンベアに載せられている様子は、迫力十分です!
ヤクルトでは、広く親しまれている乳酸菌飲料に加えて化粧品の製造も行っています。これは、体によいものはお肌にもよいという考えのもとに研究開発をしたとのことでした。少しサンプルを頂いて私たちも試してみました!
オリジナル商品を
ぜひ食べてみてください!
五霞町 染谷森雄町長
銘柄豚であるローズポークをふんだんに使用したメニューを中心に五霞町のおいしいものが多く集まっております。安心・安全・手ごろな価格でおいしいオリジナル商品を揃えていますので、ぜひ一度お立ち寄りください。
「道の駅ごか」の社長でもある町長に五霞町について伺いました!
「五霞町は道の駅の他にも中の島公園にある『こぶしの木』が有名です。春はちょうど開花の時期ですから、非常にキレイですよ」というお話をお聞きしました!五霞町にはこの他にもいろいろな観光スポットがあるそうですから、ぜひチェックしてみてください!
見るからに新鮮な野菜が並べれらた直売所。キャベツやトマトなどのほか「ペコロス」のような珍しい名前の野菜が並ぶことも。
昨年4月から累計10万個以上販売している必食メニュー!ほおばるとお肉のジューシーさと甘みがふんわり感じられる逸品!1個180円。
茨城産牛乳を使ったソフトクリームとジェラート。ジェラートには五霞町産のお米が素材のひとつとして使われているそう!1個280円
件の花「バラ」にちなんで名付けられら銘柄豚「ローズポーク」は、きめが細かく弾力のある肉質が特徴。毎月29日は「肉の日」サービスデーなので、よりお得に食べられますよ♪
営業時間 11:00〜18:00
撮影協力:株式会社五霞まちづくり交流センター
今回ご紹介するのは、羽生市の雨読晴耕村舎(うどくせいこうそんしゃ)でつくられている手作りの逸品。代表である後藤さんの手作りスローフードは、無添加でとてもおいしいものばかり。土曜日には自宅兼店舗「糧工房」にて天然酵母パンの販売も行っています。
「ぜひ近くの田舎に遊びに来てください!」週末に足を運んでみてはいかがでしょうか。
自家栽培の無農薬無化学肥料で育ったバジルとにんにく、エクストラバージン・オリーブオイルを使用。パンやパスタは勿論、ふかしたジャガイモや白身魚、鶏肉に和えると手軽な逸品に。
夏の盛りに畑に降り注ぐ日光と手作りの堆肥でじっくり育てた完全無農薬無化学肥料栽培の赤しそエキス(濃縮タイプ)。8〜10倍くらいに薄めると、お茶代わりにいただけます。
完全無農薬、無化学肥料、天日干しの玄米使用。味付けなしで素材の甘みがじわじわと感じられる一品。お年寄りやお子さまから、食べやすいとご好評をいただいています。
なんとピザ釜も後藤さん手作りの品。
子供たちの未来に残したい…
都市近郊で実現できる農を提案する、現実的田園暮らしの一冊。